親知らずとは、真ん中の歯から数えて8番目の上下左右の奥歯のことをいいます。
だいたい、20歳前後から生えてくることが多く、生えるスペースがある人は口をあけると確認できます。
スペースが足りずに生える場所がない場合、半分だけ出た状態で、後ろ半分が歯肉に隠れたままの状態の場合があります。こういった場合、とても汚れがたまりやすくなり虫歯になりやすい環境になります。
しかも、親知らずの虫歯が進行すると口を開けにくくなります。また、親知らずを智歯(ちし)とも呼ぶのですが、智歯周囲炎という炎症を起こしやすいです。
□ 親知らずの手前の歯が虫歯になってしまっている場合
□ 磨くのが難しく、腫れをくり返してしまう場合
□ 親知らずがしっかり咬み合っている場合
□ 清掃がしっかりとなされ、虫歯や腫れの原因になっていない場合
処置の内容によって腫れの程度は変わりますが、概ね翌日から腫れが大きくなり、一週間程度で消えていきます。
下顎の親知らずは根元の真下に神経が通っており、親知らずの根元と神経が重なっている場合、
まれに抜歯後に麻痺が起こることがあります。大半の場合は数週間~数ヶ月程度で段々とよくなります
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